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FXの税金対策 両建で節税!? --> 難しい

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今年ももうあとわずかとなり損益の確認。
2016年は、Brexit米大統領選のおかげで過去最高のパフォーマンスだった。

FXの証券会社を変更するため、利益確定せざるを得ず。。。その税金がかなり。。。20.315%か。。。

税金対策としてよく見る両建での節税をTRYしてみた。

【方法】

  1. 買いと売りのポジションを同時に同じ数を持つ。
  2. しばらく放置し、片方が損益プラスでもう一方が損益マイナスに
  3. 年内にマイナスを決済し、利益を相殺。
  4. プラスポジションを翌年に決済し、利益確定。

まあ、利益の先送りですな。

これをどう実行するか。メインはくりっく365を使っているが。

【くりっく365】

・メリット・・・買いと売りのスワップが同じ
・デメリット・・・買いと売りのスプレッドが広い(3銭ほど)

【店頭FX】

・メリット・・・買いと売りのスプレッドが広い(0.3銭ほど)
・デメリット・・・売りのマイナススワップが大きい(両建で1日-2円ほど)

 

300枚をメインの豪ドルでやるとして、同時に売り買いするとどれくらいの損失が出るか。
【くりっく365】スプレッド-3銭×300=-9万円
【店頭FX】-2円×300×30日=-1.8万円

店頭FXの方が安い損失で節税できる。

 

が、欲をかいた。。くりっくで3銭ぐらい調整できるだろう。。同じBidでできるだろう。。

結果。。。無理。。。もともと短期売買は得意ではないから、16銭差で両建。。。

ということは。。。

うーん。素直に税金払った方がいいかも。

ま、まだ、決済を上手くやればいいんだからね。。

次回は店頭FXだな。。

グローバルの流れ ~ イギリス、アメリカ、そしてイタリアへ ~

11月も終わりになり、もうすぐ2016年も終わろうとしている。

今年はBrexitや米大統領選など大きなイベントと興味深い結果が起こり、歴史的な年になった。

Brexitも大統領選も自分の予想したとおりの結果になり、幸いにも投資の面で恩恵を受けることができた。 まあ、それは・・・

どちらもベースにあるのは、グローバル化により多くの人種が移動したり、厳しい競争にさらされたりした人々の不満や鬱憤だと思う。

ヨーロッパの人とビジネスをしていて、仕事以外のことも話すのだが、もう何年も前からヨーロッパでは移民が大きな問題となっていた。 彼らも大人なのではっきりとは言わないが、快くは思っていない。

「彼らがどうやって生活していると思う?俺たちの税金でだよ。」

移民に関しては思っていても声に出せないといったこともあり、実はかなりの人々が感じていたのだろう。

そういったことから、Brexitは予想どおりで、トランプはかなりあり得ると思っていた。というか、暴落の期待を込めていただけか。

不景気な時代にはポピュリストが人気になるようだ。

来週12月4日にはイタリアで憲法改正国民投票が行われる。 イタリア人に聞いてみたところ、あまり気にしていない様子。。。イギリスのようにEUを出ることはないだろうと。

さあ、結果と市場がどう動くか。

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