イタリア国民投票をイタリア人に聴いてみた
一昨日、イタリア人と食事する機会があったので、イタリア国民投票について聴いてみた。
俺「国民投票、否決だったね。」
イ「そうね。」
俺「何か変わりそう?レンツィ首相辞めるんでしょ?」
イ「うーん。多分大丈夫。大領領もいるし。」
俺「大統領いるの?」
イ「日本もいるでしょ?」
俺「いないよ。エンペラーはいるけど。でも、政治に関わらないから。」
イ「何するの?」
俺「シンボル。。。外交とかね。戦争前は権力があったけど。」
イ「ふーん。」
俺「コメディアンのいる党が人気あるんでしょ?ファイブスターだっけ?」
イ「ファイブスター? あー。(笑) いるけど。(笑)」
俺「EU出ちゃったりするのかな。イギリスみたいに。」
イ「それはない。ユニオンにいる恩恵は大きいから。イタリアみたいな小さな国は出たらやっていけない。」
俺「そうなの?」
イ「中国やインドやインドネシアに勝てないわよ。」
俺「でも、イギリスは出たよね。」
イ「イギリスはもともと。。。通貨も別だったし。」
俺「確かにね。」
イ「イタリアは今、いろいろ問題があるの。失業率も高いし。年金の受給年齢もあがってるし。昔は60歳だったけど、私の時は70歳になりそうよ。(笑)」
俺「あー。日本もそうだよ。(笑)」
イ「だから、EUなんか出たらどうなることか。。」
ビジネスパートナーなので、不安にさせないように言った可能性もあるけど、まあ、影響なさそう。
ファイブスターのコメディアンはトランプにはなれないか。
俺「ところで、日本は隣の国々と仲良くないんだけど、イタリアは?」
イ「うーん。フランス人は嫌い!気取ってるし!英語話さないし!」
俺「それよく聞く。(笑)」
イタリア国民投票 予想どおり敗北、そして予想どおりマーケットに影響なし
件名のとおり、面白くない結果に…
マーケットは既に織り込み済み、サプライズなし!
とは言え、これで終わりかと言うとそうでもないのでは。
解散に伴って、次はどこが政権を獲るのか。
政権不安による銀行からの金融ショックはあり得るのか。
片付くまでは時間が掛かるんじゃないかなぁ。
忘れた頃にやってきそう。ドカンと。
FXの税金対策 両建で節税!? --> 難しい
今年ももうあとわずかとなり損益の確認。
2016年は、Brexit、米大統領選のおかげで過去最高のパフォーマンスだった。
FXの証券会社を変更するため、利益確定せざるを得ず。。。その税金がかなり。。。20.315%か。。。
税金対策としてよく見る両建での節税をTRYしてみた。
【方法】
- 買いと売りのポジションを同時に同じ数を持つ。
- しばらく放置し、片方が損益プラスでもう一方が損益マイナスに
- 年内にマイナスを決済し、利益を相殺。
- プラスポジションを翌年に決済し、利益確定。
まあ、利益の先送りですな。
これをどう実行するか。メインはくりっく365を使っているが。
【くりっく365】
・メリット・・・買いと売りのスワップが同じ
・デメリット・・・買いと売りのスプレッドが広い(3銭ほど)
【店頭FX】
・メリット・・・買いと売りのスプレッドが広い(0.3銭ほど)
・デメリット・・・売りのマイナススワップが大きい(両建で1日-2円ほど)
300枚をメインの豪ドルでやるとして、同時に売り買いするとどれくらいの損失が出るか。
【くりっく365】スプレッド-3銭×300=-9万円
【店頭FX】-2円×300×30日=-1.8万円
店頭FXの方が安い損失で節税できる。
が、欲をかいた。。くりっくで3銭ぐらい調整できるだろう。。同じBidでできるだろう。。
結果。。。無理。。。もともと短期売買は得意ではないから、16銭差で両建。。。
ということは。。。
うーん。素直に税金払った方がいいかも。
ま、まだ、決済を上手くやればいいんだからね。。
次回は店頭FXだな。。
グローバルの流れ ~ イギリス、アメリカ、そしてイタリアへ ~
11月も終わりになり、もうすぐ2016年も終わろうとしている。
今年はBrexitや米大統領選など大きなイベントと興味深い結果が起こり、歴史的な年になった。
Brexitも大統領選も自分の予想したとおりの結果になり、幸いにも投資の面で恩恵を受けることができた。 まあ、それは・・・
どちらもベースにあるのは、グローバル化により多くの人種が移動したり、厳しい競争にさらされたりした人々の不満や鬱憤だと思う。
ヨーロッパの人とビジネスをしていて、仕事以外のことも話すのだが、もう何年も前からヨーロッパでは移民が大きな問題となっていた。 彼らも大人なのではっきりとは言わないが、快くは思っていない。
「彼らがどうやって生活していると思う?俺たちの税金でだよ。」
移民に関しては思っていても声に出せないといったこともあり、実はかなりの人々が感じていたのだろう。
そういったことから、Brexitは予想どおりで、トランプはかなりあり得ると思っていた。というか、暴落の期待を込めていただけか。
不景気な時代にはポピュリストが人気になるようだ。
来週12月4日にはイタリアで憲法改正の国民投票が行われる。 イタリア人に聞いてみたところ、あまり気にしていない様子。。。イギリスのようにEUを出ることはないだろうと。
さあ、結果と市場がどう動くか。