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ベトナム旅行 カンボジア編4 - いよいよアンコール遺跡へ! -

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さて、初っ端にアンコールワットに行きました。

ホテルのトゥクトゥクに滞在中の移動をお願いしたので、移動が便利になりました。カンボジアではトゥクトゥク以外に移動手段がないと思った方がいいです。(2~3日で50ドル程度でした。)

残念ながら正面の橋は修復中で、臨時のプラスチック橋を通ります。ちなみにこの橋は上智大学が支援していて、その他もJASAなどの日本の団体が修復支援をしています。日本人として少し誇らしげな、嬉しい気分になります。

途中、身分証をぶら下げた地元の人に「ブラザー!ブラザー!」と話しかけられます。聞けば、15ドルでガイドをしてやるとのこと。「怪しー」と思って断りましたが、中に入るとガイドが結構いました。日本の観光地のように親切な案内もなく、ぐるぐるまわってしまったので、雇えばよかったと後で後悔しました。日本語のガイドもいるようです。 

 

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アンコールワットは寺院ですが、ヒンズー教と仏教が混ざっています。日本も神道と仏教が生活の中に混ざっていますが、神社に仏様が居ることはなく、この寺院では混在しています。

東南アジア経由で日本に宗教が伝わっていたら、また違った文化が生まれていたのでしょうか。

さてアンコールワットは相当大きく、あらゆる壁、柱、天井に画が描かれています。当時、これだけの大きさの寺院を、その壁画などを造るのにどのくらいの人と時間が掛かったのだろうかと思いながら歩き回りました。

アンコールワットは中心の建物を何重もの回廊が囲むような構成になっており、ぐるぐるとまわります。

 

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最後に中心の塔に登りたかったのですが、長蛇の列だったのであきらめました。午前中に行くと空いているようですが。。

ここに限らず、カンボジアの寺院の階段は幅が狭く、急な階段が多いので疲れます。昔のクメール人ってスゴクない?っと思うレベルです。

 

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日も登り、じんわりと暑くなってきました。カンボジアは日中は35℃くらいになるので、喉が渇いてきます。人に一番必要なものって水だと痛感します。

 


[Cambodia Vol1. Angkor Wat] カンボジア旅アンコールワット

 

次にアンコールトムに向かいます。

行き当たりばったりで行っていますので、着いてからどう周るかガイド本を見ていました。思えばここで目を付けられたのでしょう。

東門から入り、回廊を回ると工事中の箇所に出くわしました。すると、後ろから話しかけられます。

「そっちは入れないから、こっちだよ。」

振り返るとカンボジア人が手招きしています。彼はいろいろと親切に教えてくれます。

「ここは日本の上智大学が修復してくれているんだ。日本には感謝しているんだよ。」

怪しー男ですが、日本を褒められると悪い気がしないので、話を聞くことにしました。

身体も私より小さいので、いざとなればなんとかなるだろう。。

 

そこから自然と彼はガイドをしてくれます。 

「ここは今修復しているんだ。あれは修復前の石だよ。見れば色が違うからわかるでしょ。」

無造作に手前に石が並んでいるのを不思議に思っていましたが、修復前に分解した石なんですね。ってか、誰かに持ってかれないのかな。

 

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怪しーカンボジア人ですが、ここの写真は全て彼が撮ってくれました。どうやらここに詳しいことは間違いないようです。歴史は知らなさそうかな。

カンボジアの寺院は東西の向きに立っていて、塔は上が開いているんだ。ここには仏が座っていて、上から日の光が入ってくるようになっている。パワースポットさ。」

そうそう。これが迷子になりやすい理由のひとつです。アンコールワットは東を上に立っています。日が後ろから上るように。このアンコールトムは西が上になっています。

 

怪しーカンボジア人はどんどん中心地に連れて行ってくれます。もともと方向音痴でアンコールワットで疲れていたので助かります。

「僕はボランティアで孤児に英語を教えているんだ。他にもいろいろ勉強しているんだ。日本語も少し知っているよ。」

怪しさがMaxに上りつつあります。。

 

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中心に入ると仏様がいらっしゃいました。そして、人が数人、静かにお祈りをしています。

さて、一通り見まわったし、怪しーカンボジア人との会話も飽きてきたので出ることにしました。

「もう時間がないので行くよ。」

「ここに署名をして、孤児に寄付してくれないか。」来た来たー。

紙を見ると、寄付金額が170ドルとか書いてあります。絶対嘘でしょ(笑)

「わかったけど、署名はしたくない。ガイド料として10ドル払うよ。」

「僕にじゃないよ。孤児への寄付だよ。ありがとう。」

初の東南アジアでしたが、やはりアジアでは日本人は目立つようですね。優しいし、お金持っていると思われてますし。その後もいろんなカンボジア人に話しかけられますが、だんだん慣れてきました。

皆さんもお気を付け下さい。

 


[Cambodia Vol2. Angkor Thom] カンボジア旅アンコールトム あやしげなカンボジア人にガイドしてもらいました。頼んでませんが。

 

さて、最後にトゥームレイダーで有名なタ・プロームに向かいます。