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夏枯れ相場とトランプとトルコ

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毎年恒例のお盆の暴落ですかね。

市場参加者がいない薄商いにトルコショックで株式市場は乱高下、円高ですね。

来週になれば戻るような戻らないような。

 

さて、普通の人には馴染みのないトルコですが、FXをしている人には人気のトルコリラです。

人気の理由はズバリ金利の高さです。私のようなスワップ好きを惹きつけるのでしょうかね。

しかし、金利が高い理由を把握していないとね。

金利の理由は、次のようなもの。

1.景気がいいので、インフレを防ぐため
2.1.で防ぎきれないほどのインフレやスタグフレーション
3.国が混乱していて通貨の信用がないため金利で惹きつける

 

1.はオーストラリアなどかなぁと思います。

2.はジンバブエなどが有名ですね。札束抱えて、コーヒー飲みに行くみたいな。

3.は昔、ジョージソロスにつぶされたイギリスやアジア通貨危機の時のように自国通貨安を防ぐための対策でもあります。

 

さて、トルコは・・・1ではない。

はい。という訳で、いくら金利が高くても投資すべき通貨ではないですね。むしろ、高いから投資すべきではないです。

 

今回は大損した方も多いかと思いますが、遅から早かれ大損していたので、その時が来たというだけです。

ここで気を付けるべきは・・・安くなった今がチャンス!と飛びつかないことですね。

まあ、手を出したくなるのが人の常ですが。。