今日も軟調なベトナム市場ですが、私は去年3銘柄購入し、保有しています。
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選定理由ですが、まず、有望な銘柄をいくつかピックアップし、ファイナンス情報を調べてみました。(データは2016年末時点)
銘柄名 |
業種 |
ROE (%) |
PER |
PBR |
売上高(成長率 -2017,2018) |
純利益(成長率 -2017,2018) |
純利益(利益率 -2017,2018) |
配当 利回り(%) |
マサングループ |
生活必需品-食品 |
17.5 |
17.68 |
3.18 |
7.78% 8.38% |
25.33% 21.31% |
7.49% 8.39% |
- |
ビングループ |
不動産 |
9.76 |
30.82 |
3.97 |
32.91% 24.02% |
16.95% 103.55% |
3.72% 6.11% |
- |
ベトコムバンク (ベトナム外商銀行) |
金融 |
12.11 |
19.02 |
2.8 |
-25.75% 13.86% |
22.07% 27.04% |
29.78% 33.23% |
2.93 |
ホアンアインザーライ |
不動産 |
|
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サコムバンク |
金融 |
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KIDOグループ |
生活必需品-食品 |
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|
ペトロベトナムガス |
公益サービス-ガス |
16.92 |
15.22 |
2.99 |
7.09% 11.12% |
14.40% 7.44% |
12.69% 12.27% |
4.89 |
ペトロベトナムドリリング |
エネルギー |
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ペトロベトナム化学肥料 |
化学 |
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ホアファットグループ |
鉄鋼 |
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ビナミルク |
食品加工 |
39.31 |
22.56 |
9.91 |
13.62% 13.27% |
16.36% 7.73% |
20.46% 19.46% |
3.82 |
ベトナム国家再保険 |
再保険 |
8.71 |
- |
1.08 |
18.11% 4.28% |
16.98% 14.01% |
24.62% 26.91% |
4.88 |
ファーライ火力発電 |
独立発電事業者 |
10.1 |
12.98 |
1.27 |
11.59% 9.93% |
0.09% 29.12% |
8.23% 9.66% |
7.57 |
ホーチミンインフラ投資 |
高速道路 & 鉄道路線 |
23.61 |
7.34 |
2.47 |
35.88% 259.36% |
76.39% 11.54% |
89.87% 27.89% |
- |
サイゴンビール |
飲料 - ビール酒造 |
36.73 |
- |
15.78 |
12.87% 11.43% |
8.93% 9.04% |
14.13% 13.83% |
1.24 |
ビナミルクに注目したのは、
1.ROE,利益率が超高い
ここまで高いのはすばらしい!高いブランド力や独占力があるはず。
ベトナム旅行に行った友人に聞くと、ビナミルクはすっごいよく見るとのこと。
2.PERもまだ高くない、配当利回りも合格
新興市場としては高いかもしれませんが、割高でもない。成長率を加味すると割安。
配当も悪くない。
他にも、国内のみならず、海外にも進出しており、成長株でもあること、ファイナンス以外にも、GDPが伸びると乳製品の消費が伸びるとも言われており、いろいろと追い風になっていることから1番のお気に入りです。
また、ビナミルク以外にも1.2.が当てはまる銘柄は多く、その中から、
ビングループは不動産市場トップであり、経済成長期の不動産は買いだと判断し購入。
ベトコムバンクは、安定した優良銀行株で買いと判断し、購入。
意外だったのは、中国での経験からインフラ銘柄は買いだと思っていたのだが、火力発電、石油系のエネルギー企業の財務状況が良くなかったこと。
調べたところ、ベトナムでは石油が採れず、もしくは精製技術がなく、輸入に頼っていることから、利益が出ない様子。資源系は見送りですね。
さて、今年の投資に向け、次回は最新のファイナンスをチェックしてみよう。